こんにちは!私はアドラーと申します。
このブログは、「品質と開発スピードのトレードオフを解決する」をキーワードに「技術者に役立つ情報発信すること」を目標として運営しております。
アドラーです。本ブログに訪れてくださり、ありがとうございます。
簡単に筆者の略歴を紹介します。
経歴 | |
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大学 | 東京工業大学(現:東京科学大学) 物質理工学院 修士卒 |
社会人 | 研究開発職として大手メーカーに入社。 新製品の要素技術開発からスケールアップ等を5年経験。 業務に取り組む中で、「品質と開発スピードの両立をすること」の重要性を痛感し、同じ悩みを持つ技術者に役立つための情報発信を始める。 |
情報発信をする理由:品質で苦労する技術者を少しでも減らしたい
経歴にありますように、私は大手メーカーで研究開発職として5年間勤務しています。
研究開発職をしていると「製品の開発」という技術者の「花形の仕事」をすることもあれば、既存の製品で起きた「品質トラブルを解決する」といった、技術者として「辛い仕事」も担当します。
私のキャリアに転機が訪れたのは入社3年目です。
入社3年目のある日、私が所属する部署で大きな品質トラブルが発生し、そのトラブル対応をアサインされ、原因究明と解決策の提示に奔走する日々を送りました。
自身で設計した製品ではないので、設計根拠を全く理解しておらず、体系的な品質に関する知識を持っていなかったので、毎日21時くらいまで上司と残業して問題解決に取り組むという肉体的にも精神的にもとても辛い日々を過ごしました。
上司のサポートもあり、なんとか品質トラブルの原因を突き止めることができましたが、上司の経験則に頼るだけではなく「量産段階に入ると仕様変更するのが難しくなるから、開発段階からトラブルシュートすることが一番重要だ。体系的な品質知識を学んで開発段階から品質トラブルを未然防止できるエンジニアにならなくてはいけない。」という強い問題意識を持つようになりました。
その反省をもとに一念発起して1年間独学してQC検定2級・1級を取得し、現在はQC知識をもとに新製品設計を進めているというのが私の現状です。
今のキャリアや方向性には満足しているものの、
「30代になり自分のこれまでのキャリアをベースに新しい挑戦をしたい。」
「30代になり、ライフスタイルも大きく変化するから経済的にも更に上を目指したい。」
「今までの経験や学びをブログで発信すれば、同じ悩みを持つ技術者の悩みも解決しながら、キャリアアップや副業に繋げられて経済的自立にもつながるのではないか。」
という考えが芽生えるようになりました。
理念:「品質と開発スピードの両立」に役立つQC情報を発信する
実際に社内外の技術者と会話すると
「品質が大事なのはわかるんだけど、営業の納期と折り合いをつけないといけないからスピードを優先しなければいけないんだよね」
「品質問題の解決を高度化するためにQC検定を受けたんだけど、なかなか開発にまで応用できないんだよね。」
という声が数多く聞かれ、「品質と開発スピードの両立」というジレンマに多くの技術者が悩んでいることがわかりました。
このような課題の解決に「私の経験や知識が活かせるのではないか」と考え、本ブログを立ち上げるに至りました。
数多くQC検定に関する情報発信が行われていますが、本ブログではQC検定1級を取得した経験談、試験合格のテクニックにとどまらず、「品質と開発スピードはトレードオフを解決する」を理念に、QC検定で得た知識を応用して実務を改善するための本質的な情報発信を行います。
具体的には、
・QC知識を実務に応用するためのマインドセットの紹介
・研究開発段階でのQC知識の活用方法の紹介
・品質改善用のExcel、Pythonテンプレートの紹介
を検討しております。
コンテンツは随時増やし、サイトマップを充実させることで目的のコンテンツにアクセスできるようにサイトの改善に努めます。
まだブログというものを始めたばかりでどのような情報発信ができるのかは手探りの状態ですし、本業・プライベートとのバランスもうまく取れるかは未知数です。
一方で、しっかり勉強して情報発信をすることで読者の悩みを解決していきたいという気持ちは強く、技術者に役立つQC情報の発信にチャレンジしたいと思っています。
書籍をもとに丁寧な情報発信を心がけますのでどうぞよろしくお願いいたします!
最後に
ここまでブログを読んでいただきありがとうございました。
僕の大好きなドラえもんの言葉で自己紹介を締めさせていただきます。

「なやんでるひまに、一つでもやりなよ」
— ドラえもん
これからもよろしくお願いいたします!