こんにちは、アドラーです!
今日は理系修士卒のキャリアマップ|キャリアの棚卸しをしよう!
で紹介した資格の中でおすすめの資格を紹介していきます!
【筆者の簡単なプロフィール】
出身 | 東工大修士卒|関東育ち |
業界 | 大手メーカー |
職種 | 研究開発|平社員 |
社会人年数 | 5年目 |
勤務地 | 西日本|地方田舎 |
詳細なプロフィールは自己紹介からご覧ください!
こんな人に役立つ記事です!
#大手メーカーの就職に興味がある人
#キャリア形成に不安のある方
#大手メーカーの技術系職員で出世を目指したい人
本記事を作成しようと思った理由|ゆるい職場でも成長したい人のサポートしたい。
アドラーはいわゆるJTC(Japanese Traditional Company(ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー)、つまり「伝統的な日本企業」の中でも従業員数が数万人程度いる大企業の中で働いています。
大企業ともなると、いわゆるホワイト企業なので残業時間の管理も行き届いています。
私の会社では、管理職が所定時間(40時間)を超えている人がいないかを毎月末にチェックしています。
つまり、労働時間は厳密に管理されるのでメーカーの技術職としての成長を目指そうとすると「限られた労働時間で成果を出すこと」が求められます。
「限られた時間の中で成果を出すためにはどうするのか?」、誰もがぶつかる問いです。
この問いには元マッキンゼーでヤフーのCSO、慶応義塾大学教授など様々な肩書をもつ安宅和人氏が書かれた「イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」」に書いてあります。以下の図をご覧ください。

上の図を見ると、「イシューの絞り込み→解の磨き込み」の順で仕事を進めれば「質の高い仕事」を進められることがわかります。
この手順は理解できると思いますが、以下のような疑問を持つ人が私の同期でも数多く見受けられました。
上司ガチャで放置されて、解の絞り込みを進めたくても十分な知識がある人が周りにいないよ。
そもそも雑用ばかり振られて全然スキルアップにつながる仕事が回ってこないよ。
そんな人にはまず「資格取得」をして自分のスキルをアピールすることが重要だとアドラーは考えます。
というのも、少し残酷な現実なのですが「美味しい仕事」というのは上司が「仕事ができると思う人」にしか回っていないようにできているのです。
また、当然資格を取ることで体系的な知識を学ぶことができるので、「イシューを見極める力」と「解を磨き上げる力」を両方とも高めて自分自身が十分な知識を持っている人に成長できます。
資格をちゃんと継続的に取っていれば、「こいつ真面目にやるな!」、「こいつはこういうことに詳しいのか、最近頑張ってるみたいだし任せてみようかな。」と思ってくれるはずです。
大手メーカー研究開発職×東工大卒が選ぶ5年目おすすめの資格5選
メーカーで評価される資格を私の経験から選ばせていただきました。おすすめ度と難易度の軸から選定しております。
【おすすめ資格ランキング】
資格名 | おすすめ度 | 難易度 | コメント |
---|---|---|---|
QC検定2級 | ★★★ | ★★☆ | 必要十分な統計学、品質の知識を身につけることができる。難易度も手頃で取得のコスパは高い。 |
QC検定1級 | ★★☆ | ★★★ | 実験計画法、ロバスト設計など開発にも活かせる知識を深く学べる。社会人3年目以降の取得がおすすめ。 |
高圧ガス保安技術責任者(甲種化学) | ★★☆ | ★★☆ | いわゆる「食いっぱぐれないための資格」で取得すると大体のメーカーの職責者として重宝される。保安技術など、大学のラボでは学べない知見も得られる。 |
TOEIC800点 | ★★☆ | ★★☆ | 800点まではコスパ良くスコアが狙える上にJTCの理系だと上司(40代以上)は英語が苦手な人も多いので、アピールになる。 |
危険物取扱責任者 (甲種) | ★★☆ | ★☆☆ | 難易度は低いが、知名度がそれなりにあり初手に取る資格としてはうってつけ。化学系のラボの多くは職場に1人は基本的に資格所持者が必要。 |
資格をどのくらいのスパンで取得していくかは理系修士卒のキャリアマップ|キャリアの棚卸しをしよう!を参考にしてみてください!
筆者は品質×英語×材料の知識を活かしながらキャリア形成を進めることで、同期最速で長期の海外出張にも行くことができたよ!
まとめ
今日は「メーカー技術職若手におすすめの資格ランキング」というテーマで記事を書きました。今後は私が取得した資格に関して、具体的な取得方法を記事にしていきたいと思います。
記事を読んでいただきありがとうございました。
本日は記録的な寒さ(氷点下!)ですが、体調を崩さないようにお過ごしください!

「なやんでるひまに、一つでもやりなよ」
— ドラえもん