こんにちは、アドラーです!
先日Xで投稿したようにQC検定1級受験者をサポートするために「QC検定1級の論述対策書籍」を出版しました!
当ブログでは、書籍出版をした動機とサービスの内容を簡単に紹介します!
目次
書籍出版をした理由――QC検定の論述対策を手頃な価格で、最短時間でできるようにしたかった。
QC検定1級は高度な統計知識と現場経験が問われる難関資格ですが、実際に多くの受験生がつまずくのは論文試験です。
マーク式は過去問と参考書が豊富なのに、論文だけは過去問集でも解答事例がないために「何を書けばいいのか」「構成はどうするのか」がわからない。
また、私以外の方でも添削サービスや論文対策が可能な参考書が数冊ありますが、最低でも4,000円以上の費用がかかります。
また、私の合格体験記にあるように受験料、通常の参考書・過去問の購入、受験会場への移動も合わせたら30,000円程度の費用がかかりますよね。
これだけの費用がかかる中で“なるべくコスパ良く論文対策ができる書籍・サービスを作りたい”という想いから本書を執筆しました。
本書ではたった1,000円で、10本分の論文事例と解説を収録した圧倒的なコスパを実現しました。
また、私は品質保証・開発業務している技術者で、QC検定1級を独学で1一発合格しています。
これらの経験を活かし、これからQC検定1級の論述対策をコスパ良く、最短距離で合格するためのエッセンスをまとめました。
本書の3大特徴
「合格する型」を公開
本書では、30分・750字の制限下で評価される“鉄板構成”を具体例つきで解説しました。
一般的な参考書では、論文事例のみが記載されていますが、「どのような意図で各段落に何を書けばよいのか」という解説が不足しています。
本書では以下のように段落ごとの役割、書き出しテンプレート、時間配分のコツまで丁寧に記載しているので、どのような考えで論文を組み立てればよいかという思考の過程を学ぶことが可能です。
以下が本書の論文解説の一部抜粋ですが、書籍では大体4~5段落で構成されている論文10例全てに詳細な解説を記載しています。
(以下、『QC検定1級 論文試験対策問題集: QC検定1級試験合格者による論文10例と解説』p11から一部引用した解説の例の一部。)
本論文は、XX部門の実務担当者として、保証期間内に発生 した特定ロットの品質トラブルを契機に標準作業・遵守状況を調査し、再発防止に向けた具体的な対策を講じた事例を示しています。
第1段落では、著者は所属部署と担当業務を明確にし、論文のテーマとなる品質トラブル発生を契機とした標準作業遵守状況の確認と再発防止活動の概要を示しています。自身の立場と問題意識を 明確に示すことが重要です。(XXという箇所の自身の業務経験に合 わせて改変してください。)
実務に直結した論文10例+詳細解説
本書に収録された論文事例は、以下のように出題頻度が高いテーマを厳選されています。
- 標準化と属人化排除
- 管理図による工程安定化
- 顧客満足向上
- FMEA/FTAの活用
- QC人材育成 …など
いずれも実務でありがちな課題をベースにしているため、自分の職場での経験に置き換えやすく、「これなら自分でも書けそう!」という気づきにつながります。
業務棚卸しシート&練習メソッド
受験生が最初につまずく「題材探し」をサポートするため、QCD軸で実務を整理する方法と棚卸し表サンプルを提示しています。さらに、試験当日までにどのように準備を進めればよいか丁寧に記載しました。
章立てと読みどころ
章 | 概要 | 読みどころ |
---|---|---|
はじめに | 合格率5%の現状と本書の狙い | 本書でQC検定1級の効率的な対策ができる理由を解説 |
第1章 事前準備 | 試験概要/一発合格ポイント/業務棚卸し | 自分の論文ネタを整理 |
第2章 論文事例と解説 | 標準化~信頼性工学まで10テーマ | 各テーマの骨子・試験官の採点ポイントを丸ごと理解し、論文のテンプレートとして活用できる |
おわりに | 継続改善とPDCAの重要性をまとめています。 | 今後のキャリア形成にリンク |
章構成をざっと眺めるだけでも、論理展開とQC視点が自然に身につく設計になっています。
こんな方におすすめ
- 論文試験だけ参考書がなくて困っている人
- 実務経験はあるが文章に落とし込めない人
- QC手法の活用例を“読み物”として学びたい人
- 若手~中堅技術者でキャリアアップを狙う人
特に「QC検定1級を取って管理職候補としての評価を上げたい」という若手技術者や「品質管理の体系的な知識を実務でどのように活かせばいいかイメージしたい方におすすめです。
活用プラン:4週間ロードマップ
1週目: 本書第1章で試験概要を把握し、業務棚卸しシートを完成させる
2週目: 10例の中から自分の経験に近いテーマを3つ選び、構成をなぞって模写
3週目: オリジナル論文作成→30分手書き練習してココナラ添削などでフィードバック
4週目: 仕上げ&想定問題演習
このサイクルを回せば、論文試験1か月前には合格ラインの文章が量産できるはずです。
購入前によくある質問
Q1:統計手法に自信がないのですが読めますか?
A:各論文は“何を・なぜ・どう使ったか”をかみ砕いて解説しているため、用語をググりながらでも理解できます。
Q2:Kindle Unlimited対象ですか?
A:はい。KDPセレクト登録済みなので、Unlimited会員なら追加料金ゼロで読めます。
Q3:紙書籍はありますか?
A:Kindle版に加え、ペーパーバック版も用意されています。書籍に直接書き込みをしたい、試験会場には紙の書籍で持ち運びたいという方はペーパーバックをおすすめします。スマホやタブレットで見れれば十分という方はKindle版をご利用ください。
最後に
最後に当ブログ運営人が提供しているQC検定1級の論述試験対策サービスについて紹介します。
書籍、添削サービスを中心に行なっていますので当ブログの記事を見て興味を持っていただけましたらご活用いただけますと嬉しいです!
特にkindleについてはkindle unlimitedをすでに利用されている方は無料で活用いただけますので積極的にご活用ください!
運営人が提供する本書や添削サービスが、皆様にとって「合格に向けた道しるべ」となり、「自分の業務経験でも、ここまで書けるんだ」という自信につながれば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
皆様のキャリアや現場での品質活動の一助となり、そして何より、一発合格につながることを心より願っています。